岩魚 横瀬川水系 K沢 8.0寸


横瀬川水系 小持沢 八寸

下流域に崩落による悪場、中流域に中滝の連なる遡上止メや渇水期には伏流もする源流域に棲む。

細流としては大柄ながら、繊細で美しい奥武蔵タイプの特徴を顕著に現している。
着色斑点は鮮やかな朱色で側線上にも有り、斑点の三分の一にも及ぶ。
各鰭の特に背鰭・脂鰭にも及び、全てに朱を刷き腹部も同様に朱色。

奥武蔵タイプの典型だが、このように鮮やかに発色した固体は稀。



尻尾 部 頭腹 部


頭頂、背 部
こうして上から見ると、各鰭の色合い、頭部・背部から尻尾にかけての紋様が奥秩父タイプとの違いが判然としている。


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