岩魚 中津川水系 小倉沢 九寸


中津川水系 小倉沢 九寸


水系の枝沢(支流の支流)下流域は古い堰堤が数基在って遡上止メ、更に長い伏流帯もあってその上流に棲む。

大柄ながら白斑点、朱斑点は橙色で明瞭、着色斑点の大きさといいニッコウの典型で奥秩父タイプとは線を画す。
特筆すべきは基本体色が黄金色。他に大きさはまちまちの数匹を見たが、殆どが同様の体色であった。
開けて明るい沢なのとともに、一帯の白く明るい地質(結晶質石灰岩)によるのかもしれない。
秩父の山塊にあっても此処だけに棲む、黄金岩魚とすら呼びたい。



戻 る

inserted by FC2 system